FM PORT最期の番組「Many Thanks from FMPORT」

雑談雑談

FM PORT最期の番組「Many Thanks from FMPORT」の内容の一部を主観で抜粋して文字で起こし、勝手にコメントしていく。

※敬称略
※ラジオネームに関しては文字の種類(ひらがな、カタカナなど)がわからないためカタカナに統一

2020年6月30日をもって新潟県民エフエム放送、通称FM PORTが停波・閉局した。最期番組は「Many Thanks from FMPORT」。
メインナビゲーターをモーニングゲートの遠藤麻理と、ナイトアイの松本愛ダブルナビゲートで進行された。

番組説明の画像
引用元:http://www.fmport.com/

番組構成

序盤は主に届いたメッセージをメインナビゲーターの二人が読み上げて答えていくオーソドックスなスタイル。区切りごとに他のナビゲーターに進行をわたしたり、歴代のナビゲーターからの肉声のメッセージや生電話で思い出を語ったりと、さすがフィナーレという豪華仕様。
後半は二人のいるブースに、ナビゲーターが入れ代わり立ち代わり思い出トークを繰り広げる。
最後には新旧入り混じったナビゲーターたちのメッセージが、番組とFM PORTをしめくくる。

抜粋と感想

個人的に刺さった部分を抜粋し、コメントを綴っていく。

遠藤麻理「嫌だ。まだじたばたしたいですよ。私は。」

松本愛「まだ悪あがきをしたい。」

遠藤麻理「そう、悪あがきしたい。」

松本愛「私もね、地面に大の字になってちょっと地団駄踏むと思う。」

やりとりより抜粋

悪あがきしてほしい。停波・閉局を覆すくらいに暴れてほしい。こんな事態はだれも望んでいないのだから。

松本愛「変わりましたよ。」

遠藤麻理「饅頭ぶつけたみたいな顔になりました。前からそうですけどね。」

松本愛「そんなこと思ってないよ。」

近藤洋子「もうあれよ。20年も経ったらね、前か後ろかわかればいいっていう。」

モーニングゲート初代ナビゲーター近藤洋子とのやりとりより抜粋

これから饅頭を見ると麻理さんを思い出してしまいそう。
愛さんのフォローがやさしい。その声質で慰められたら救われないわけがない。
どうやら人間は、年を重ねるとのっぺらぼうに近づいていくようだ。のっぺらぼうって何歳なんだろう。私、気になります!

松村道子
「スポーツ中継公平であるべきなんて、もう何それっみたいな感じでしたもんね。」
(地元チーム、アルビレックス新潟へのひいきという意味)

立石勇生と松村道子のスポーツ中継番組の振り返りより抜粋

ここ新潟でしかできない趣旨の番組なので、ここでやるべき。アルビレックス新潟への極振りはここでしかできない番組。

立石勇生
「私・・・。言っちゃっていいかこれ、ね。  ビール2本目です!」

立石勇生、コーナー進行のあいさつより抜粋

いいと思います!
普段安定している立石さんが、若干不安定になっている姿を想像すると、口角が自動的に「にぃ~っ」っと吊り上がってしまう。個人的には北雪のお酒であってほしかった。さらに不安定にはなるかもしれないが。

松本愛「遠藤さんが入るともう”シモ”がひどいじゃないですか。」

遠藤麻理「”シモ”がひどいって言わないで。」

やりとりより抜粋

「混ぜるな危険」な二人。
この二人の飲み会の音声は商品価値がありそうだ。普通に一緒に飲んでみたい。

ツキヨミ「しこたま酒飲んでわけわからないうちに地球が終わってほしい。」

松本愛「あのね、その気持ちわかるよね」

遠藤麻理「わっかるぅー」

松本愛「朝起きたらこのまま地球が終わってたらなぁって思うときあるもんね。」

ラジオネーム「ツクヨミ」からのメッセージへの返答より抜粋

私も同意。夢だったとか冗談だったじゃなくて、普通に地球が終わっていてほしいと思うことは時折ある。もしも終わっていたら、終わったことには気づけないとは思うが、確かにそんなことを思うことはある。

遠藤麻理「新潟駅に行って、出勤する人たちを横目にプシュって」

明日からどうするか?という質問に対しての返答より抜粋

本当でやりそうな気がする。しかし、たぶん実はものすごく真面目そうなので、「プシュッ」じゃなくてコーヒーを飲んでいそう。見かけたら一緒に写真を撮ってもらおうかなぁ。承諾してくれるかはわからないが。

松本愛「パンツびしょびしょとか放送で言うわけないじゃん。」

遠藤麻理「言ってたよ。言ってた。」

松本愛
「健康ランド○○○に裸で入った?裸はしょっちゅうなってたからわかんないよっ。えっと、裸はたぶんいろんな人に見られてる。」

松本愛のリポーター時代の思い出から抜粋

ナイトアイでもたまにパンツの話してた。普段は某ショッピングモールで買った、すごく安いパンツをはいてることはしっかり電波にのってた。
マイクを片手に裸でリポートする姿が浮かぶ。個人的にはもう片方の手で、木製の桶かケロン〇スを抱えててほしい。

「愛さんは知らなかったかもしれませんが、新聞新潟日報のラテ欄にはいつもナイトアイはハレンチボイスと書いてありましたよ。」

松本愛「知ってましたよ。それを見て家の母親が完全に無言になって・・・」

ラジオネームのないメッセージに対しての返答より抜粋

確かにハレンチボイス。しかし、どこか上品。それが松本愛。
愛さんの母君はそれ以降言葉を忘れてしまったのだろうか・・・

遠藤麻理「こんな風に大好きって言われたことないでしょ、愛ちゃん?」

松本愛「あるよ。私なんか(ナイトアイの)最終回日本一のナビゲーターって言われたからね。」

遠藤麻理「誰に?」

松本愛「うっ わっ うーん・・・」

遠藤麻理「鏡見て言って鏡」

松本愛「ソフトタチオさんっていう」

やりとりより抜粋

ソフトタチオさんに同意。愛さんはみんなに愛されている。
私にとっても日本一の地元の変なナビゲーター。
「松本書店」で紹介してくれた本はたまに買って読んだ。自分では手を出さないが興味の持てる本をたくさん紹介してくれた。特に小説「愚者の毒」は面白く、紹介してくれて本当に感謝している。何らかのかたちで松本書店は続けてほしい。切望する。

遠藤洋次郎
JIN ROCKのあのお客さんとステージの距離感って、これ、ラジオの距離感だなって思ったってっていうふうなことを話したことがあって・・・

島村仁と遠藤洋次郎の対談より抜粋

普通にいい話。どこから観ても遠すぎないステージとの距離感は秀逸だった。まさにラジオが手掛けるフェスだった。
JIN ROCKの復活をみんな待ってます!

遠藤麻理
「ある一角では、
なんでこんなにさ面白い局なのにさ辞めなきゃだめなのっ!
っていうのがどこかで勃発してるよ、まだ。和やかではないよ。」

松本愛
「わかるよ。わかる・・・。私も今でもちょっと、どうにかならないかって思って、思ってたんですよね。」

やりとりより抜粋

FM PORT一同とリスナー一同を代弁するやりとり。こうなる前に打つ手はなかったのか本当に悔やまれる。私もまだどうにかなるかもしれないという期待をどこかでしている。

遠藤麻理「でもナイトアイ、これだけ長い期間やれたんじゃないですか。」

松本愛「ナイトアイってでもさ、ろくでもない番組・・・」

遠藤麻理「自分で言ってる。」

やりとりより抜粋

唯一無二の日曜日最後の楽しみの間違い。そうでなければこんなに長い間続けられるわけがない。
自らディスるのは照れ隠しなのは誰もが知っている。
個人的に名言(?)は「自由な天使たち」。某部分の体毛の隠喩。しかもこれを放送したのがゴールデンウィーク真っただ中だった記憶がある。

遠藤麻理「カナちゃん先生も大人気でしたね。」

松本愛「いやっ、大人気だしい今でもやっぱりね、あの・・・」

22時を告げる時報の音「ぽぉーーーーんっ」

松本愛「えっ?」

遠藤麻理「耳鳴りじゃないよ。10時になったんだよ。10時になった。」

松本愛
「あっああっ、びっくりした。あっ、えっ、
なんか私今、カナちゃん先生ってなんか放送禁止用語
ぴーって入って、放送禁止用語かなって。いつの間に?」

遠藤麻理「それ松本愛だから。ねっ。タカハシカナコは大丈夫。」

やりとりより抜粋

どう転んでも放送事故www
そういえばカナちゃん先生が卒業したときに、愛さんはナイトアイで、「これからも友人としてつき合っていくんだろうなぁ」って言ってたような記憶が。カナちゃん先生、どこでどうしてらっしゃるのだろう。
麻理さんの一言はちょっぴりひどい。

松本愛「驚くのは私と遠藤さん、ライフステージ全く変わってない。」

遠藤麻理
「他のリスナーたちが結婚して、子供産んで、とかそういうふうに全部やってくでしょ?経験して。」

松本愛「うん。」

遠藤麻理「私たち何一つかわらないもんね。」

松本愛「何一つ変わってないのが恐ろしいよね。」

やりとりより抜粋

変わらないのも素晴らしいこと。リスナーに変わらず素晴らしい番組を届け続けてくれた。どうかこれからも変わらずいい番組を届け続けてほしい。

松本愛「今度飲みに行こうか。あなたのおごりで。」

遠藤麻理「なんで私のおごりなの?」

松本愛「稼ぎが違うんだよ。」

やりとりより抜粋

愛さんのアイドリングが済んだようだ。私もついていきたい。もちろん麻理さんのおごりで。

新井翔
「なんかやなことがあったりとか、うまくいかなかったりとか、いいことがあっても、あのーっ。川(信濃川)に話しかけてました。いっつも。」

遠藤麻理と松本愛との生電話より抜粋

目の付け所が違う。あれだけ大きな川に話しかけるとは。今度翔さんを見かけたら、一緒に信濃川に向かって話しかけてみよう。

新井翔
「またプライベートでも戻る予定いっぱいたててるんで、ちょっとまた行ったときは、あっ、この人ちょっと翔っぽいなって思ったら気軽にお声がけください。」

遠藤麻理と松本愛との生電話より抜粋

翔っぽいの定義がよくわからないが、みつけたら話しかけてみることにしよう。出現スポットはやすらぎ提。信濃川に向かって話しかけているアラサーくらいの人がいたら、きっとそれは新井翔さんだろう。川に向かって話しかけている人に気軽に!

ナナチュー
「ふるさと山口から新潟に嫁ぎ17年。私を支えてくれたのはFM PORTです。旦那ではありません。旦那は会話しないし、話聞いてくれないし、くだらない話しても反応なし。旦那が代わりに閉局すればいい。」

ラジオネーム「ナナチュー」のメッセージより抜粋

「旦那が代わりに閉局すればいい」はキラーワードwww
はるばる遠いところから嫁いでたのに、なかなかの仕打ち。無反応はさすがに堪えそうだ。くれぐれも強制閉局はさせないでいただきたい。

遠藤麻理「(年齢が)私たち47なんだよ」

松本愛「もう3回目だけど、56していい?」

やりとりより抜粋

放送禁止用語?を口走る愛さん。
違う。愛さんは令和生まれの17歳と3○○か月・・・

松本愛「閉局特番に チ〇ビ チ〇ビ ってあなた。」

佐藤亜紀のベリーダンスの下りより抜粋

チ〇ビを連呼してやはり”シモ”がひどい麻理さん。それをたしなめようとする(?)愛さん。しかし結果的に愛さんも連呼している。
いつもよりも振り切った内容。これがラジオの閉局なんだと思う私。

佐藤亜紀「バンジャーラ♬ バンジャーラ♬」

佐藤亜紀のベリーダンスの下りより抜粋

意味は分からないが楽しそうだ。バンジャーラ♬ バンジャーラ♬

遠藤洋次郎
「あれはインジロウが・・・。
ヨウジロウではなく、インジロウの方があれをこうアナウンスしたっていうふうなことで、記憶にとどめておいてもらいたいなっていうね。」

停波・閉局に伴うあいさつの件に対する遠藤洋次郎のコメントより抜粋

インジロウさんの深夜ラジオも聴きたかった。できれば麻理さん、愛さん、インジロウさんの中からペアをつくってのダブルナビゲートの番組。それがサイクルで入れ替わっていくというスタイルにして、時々さとうまことさんが乱入するという番組を聴きたかった。なんとかできないだろうか?

松本愛「この間しみけんさん出てたね。」

小山早紀「そうなんです。A〇男優しみけんさんに出ていただいて。」

遠藤麻理「いいなぁ。」

松本愛「えっと、早紀ちゃん全裸で待機してたんでしょ?」

小山早紀「どうなんですぅ。」

遠藤麻理「うそっ?」

松本愛「えっ だから いやっ 知ってる。私も全裸でたい・・待機・・・。」

遠藤麻理「なんであんたが全裸で待機すんのっ?」
     ⋮
     ⋮
小山早紀「気持ちよかったです。」

松本愛「はあっ?」

遠藤麻理「はあっ?」

松本愛「えっ 何? したの?」

小山早紀「ちょっと、ちょっとだけ。」
     ⋮
     ⋮

遠藤麻理、松本愛、小山早紀のやりとりより抜粋

ちょっとだけwww
なかなかの攻め具合の閉局特番。時間が来る前に停波させられなければいいが・・・

松本愛
「私なんかもう、家族がこの仕事してるのひた隠しにしてるんですよ。
あれ愛ちゃんじゃない?
そんなわけないじゃん。」
(一人芝居風に)

松本愛のコメントより

確かに身内が聴くのは恥ずかしい内容。でもそれをやってくれる愛さんは素晴らしい。隠しきれたのかどうかがちょっぴり気になる。多分松本愛が本名だろうから隠しきれていないとは思うが。

松本愛「壮大なドッキリ・・・だったらいいよね。」

遠藤麻理 近藤のぞみ「そうですよね~。」

松本愛「県をあげた壮大なドッキリだったらいいよね。」

番組最後のやりとりより抜粋

本当にドッキリだったらいい。県ではなく日本全国をあげた壮大なドッキリであってほしい。まだどうにかなるんじゃないだろうか。なってほしい。

遠藤麻理「こんなことで注目されてたくなかったよ。」

番組最後のやりとりより抜粋

全くその通りだ。注目されることはやぶさかではないが、停波・閉局じゃない。FM PORTという存在が残っての注目であるべき。

松本愛「停波なんかしなくてもさ、知名度上がってきてたのにね。」

番組最後のやりとりより抜粋

これから日本全国というときに・・・
本当になぜこんな面白いラジオ局がなくならなければいけないんだ・・・

松本愛
「そう思うよね。私たち自分自身でも、いやっ あっのっ ま まっ
悪いけど他局には負けないなっておもったよね。」

番組最後のやりとりより抜粋

何度でも言おう。FM PORTは面白い。私は証明する。
他のリスナーのみんなもきっと証明してくれる。

遠藤麻理
「私を私の好きな遠藤麻理にしてくれた場所。っていうのがFM PORTだった。」

番組最後のやりとりより抜粋

私も麻理さんの飾らずに背伸びしない言葉が大好き。そんな麻理さんにしてくれたFM PORTも大好き。

遠藤麻理
「あと10分で、FM PORTのこの79.0という電波がどうなるのか、こうご期待ですよね。」

松本愛
「お楽しみに!」

番組最後のやりとりより抜粋

停波・閉局10分前にこのやり取り。確かに気になる。でもそれ以上に明日からFM PORTが聴けないという現実が頭をよぎる。楽しみと悲しみが同時に頭をかすめる。

遠藤麻理「あと30秒となりました。私たちがお話しできることは。」

松本愛「なんか逆に時間言われると胸が詰まる。」

遠藤麻理「そうだね。」

番組最後のやりとりより抜粋

まだ信じられない。が、愛さんの一言が誰もがの言葉を代弁している。

遠藤麻理「でも、最後はやっぱりね、愛ちゃん・・・。私たちは47歳でした。」

松本愛「違います!」

遠藤麻理「そうだろ?」

番組最後のやりとりより抜粋

最後の言葉がこれ?・・・
でも、らしいっちゃらしいからいいか・・・
そういうことにしておこう・・・

この後、事前に録られたであろう、現役ナビゲーターと元ナビゲーターの一言メッセージが、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋(原題:Bridge Over Troubled Water)」にのせられて次々と流れる。

そして最後に島村仁さんの英語のナレーションがやさしく語る。

閉局のあいさつ

遠藤麻理
「JOWV-FM JOWV-FM こちらは新潟県民エフエム放送、FM PORTです。」

松本愛
「新潟79.0MHz、堀之内大和87.9MHz、高田83.2MHz、以上各周波数でお送りしてまいりました。FM PORTは本日24時をもって、閉局いたします。」

遠藤麻理
「開局から19年と6か月での閉局は大変残念ですが、これまで新潟県民エフエム放送、愛称FM PORTを愛していただいたリスナーの皆様に改めて感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。」

松本愛
「JOWV-FM JOWV-FM こちらは新潟県民エフエム放送、FM PORTです。
リスナーの皆様・・・」

遠藤麻理、松本愛
「ありがとうございました。」

閉局のあいさつより抜粋

この後、若干のノイズが入った後にいわゆる砂嵐が流れる・・・


翌日以降も砂嵐の音は続いている。この周波数79.0MHzに再び音楽や音声が流れることを心より祈っている。

まとめ

正直、誰もが停波・閉局に関しては納得がいっていない。私自身もそうだ。もったいない。でも、どこかで復活を期待している。そして、そんな気がする。

番組も半ばを過ぎたころ、気になる発言をしていた人がいた。

さとうまこと
「勝手にラジオつくるぐらいな感じで、貯金始めますね。貯金。
それで、貯金で、追いつかなかったらクラウドファンディングとかやっちゃうからね。」

さとうまことのメッセージコーナーより抜粋

マコトサバンナと同じテンションで、笑いながら冗談っぽく聴こえる発言ではあったが、どことなくやってくれそうな気はする。
仮にクラウドファンディングをするとしたら、いったいいくら集めればいいのだろう。その時はできる限り協力はしたいと思う。

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