雑談です。今回は私の「最悪の食事」について綴っていきます。一般的に下記のような理由がマイナスイメージの食事の例だと思います。
私の場合、一番下に近いもので、
です。
当時私は新卒採用で入った地元の会社を1年未満で退職(実質クビ)しており、リーマンショックも重なっていたために途方に暮れていました。実家暮らしなので父親からの風当たりも強かったです。そんな状況でも誰にでも平等に誕生日は来るんですよ。そんな私の誕生日の日の話です。
回転寿司で外食することになったので、いつものお寿司屋さんに家族で行きました。外から店内を覗くと、夕食時のピークということもあり順番待ちになりそうです。そんなことを考えていると、雨で濡れていたこともあり、うっかり入り口で滑って盛大に尻もちをついてしまいました。体をさすりながら入店し、順番を待つことに。
順番を待っていると、見覚えのある人がお店に入ってきました。少し前まで働いていた会社の上司(部長)とその妻らしき人です。
完全に沈黙。後、自動的に社交辞令のあいさつ。
家族にこの元上司のことを説明し、順番が来たので席に着きました。カウンター席でした。
気を取り直してお寿司を食べていると、まさかの元上司が隣に・・・。再び社交辞令の会釈・・・。
元上司がいたのは左隣だったのですが、右利きにもかかわらずに体は自然とやや右向きになりました。そこからはお寿司を取る。口に入れる。噛む。呑み込む。お茶をすする。お寿司を取る・・・。の繰り返しです。もちろん味なんかしませんよ。私は左隣との席との間に強固なコンクリート壁を築くことに全神経を尖らせているのですから。
元上司は私たちより先に食べ終えたらしく、私に軽く声をかけて去っていきました。その瞬間コンクリート壁は消え去り、お寿司の味がカムバックしました。お茶もおいしいです。
と、まぁ、こんなことがありました。いい思い出にはこれからもなることはないでしょうが、話のタネにでもなっていただけたら幸いです。
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